コーヒー講座
数日前に、侍珈琲 に、コーヒー豆を買いに行ったら、
「3月29日にコーヒー講座をやるんですが、どうですか?」
と聞かれて、午前10時からというので、受講することに。
今年は、3月に入ってから暖かい日が多かったのですが、
この日は、朝から、久しぶりの雪でした。
ここで講座をやるのは、オーナーも、はじめてということで、
男性ふたりと、私の3人で受講しました。
コーヒーのいれ方
最初は、布フィルターで、 実演してくれました。
オーナーが、窓際のカウンターでいれ始めたのですが、
ママさん(オーナーの奥さん)が、
「そこでやると、見えないと思う」
と言ってくれたので、
続きは受講者のテーブルの方で、いれてます。
豆の中にうま味がつまっていて、 お湯を少し入れて蒸らす。
20~30秒で甘い香りがしてくるので、
まん中だけを入れていくだけで、
ちょっと円を外へ描きながら、
お湯の中でコーヒーがこもる感じ。
38~55とか、好きな数字で、
ちょっとだけ大きい円、
さっきより大きい円を描いて、またまん中。
一人分で、
お湯200CCに、コーヒー20g 。
濃いめ 26g~27g
薄め 18g
コーヒーとデザートをいただきながら、
実演でいれてくれたコーヒーと、
オーナー手作りの桜杏仁
デザートは、コーヒーがおいしく飲めるバランスを考えて、
牛乳+生クリームで作った杏仁に、桜の塩漬けがのせてあります。
デミタスコーヒーのいれ方
紙フィルターで、三人分のデミタスをいれる場合、
ペーパーフィルターを、お湯で殺菌しておきます。
三人分で、
お湯400cc、コーヒー38.7g で、濃いめのコーヒーがでるので、
プラス 50ccのお湯をつぎ足す。
一杯どり、二杯どり、三杯どりが限界。
いれ方は、途中でデジカメのバッテリーが切れてしまいましたが、 さわりだけ動画を撮っていたので、
YouTube にあげてみました。
バッテリーが切れても、写真だったら、撮れるんですね!
器具とか、器のこと
700ccのユキワのポット(一万六千円くらいする)を愛用してるということ。
いれたコーヒーの保存は、
魔法瓶ではなく、ステンレスがいちばん。
コーヒーを入れる器について、中が白い方がいい。
右のは、コーヒーをいれて、きれいに見えないので、
コレクションになってしまっている。
器の形状で味が変わる。
舌の端っこは酸味をすごく感じるので、
酸味の強いコーヒーは、口径の大きいカップ、紅茶カップ。
深煎りは、ストンとしたカップ。
うんちくコーナー
飲み終わったあと数分すると、甘い香りがして、
コーヒー、さいごまで楽しめます。
本当のコーヒーの香りを感じたいなら、飲み終わったあと。
コーヒーのうま味、焙煎でしかない。
基本、3つ
1 栽培地 ブラジルとか土地柄。
2 いれ方
3 焙煎 これが一番だいじ
自分の主観、五感でもって、じっくり焼ける焙煎機で、
豆が本来持ってるうま味を出せる。
それゆえ、おいしく焼ける。
手間ひまをかけないと、本当にいいものができない。
大きい窯の欠点、火力が必要、豆が半生だったりする。
豆は、輸入物なので、防腐剤ふってる。
中のしんまで、じっくり焼くことで、防腐剤を除去する、
と、主観で思っている。
など、オーナーのコーヒーに対するこだわりを、
いっぱい聞けました。